癒しを与える「セラピー犬」【ここるねインタビュー「NPO法人日本アニマルセラピー協会」①】

2019/01/30

今回は、「アニマルセラピー」というお名前に惹かれて取材を申し込んだところ、インタビューを快諾してくださった、「NPO法人日本アニマルセラピー協会」さんにお邪魔してきました。

 

(写真:左から、風間理事長、横内さん、奥村さん、岩井ここるね編集長)

ここるね:犬が同席してくれるインタビューは初めてです!かわいいですね!私も犬を飼っていた時のことを思い出します。

早速ですが、アニマルセラピーというものがどういうものか、教えていただけますか?

 

風間さん:犬がお好きなようでよかったです。

アニマルセラピーとは、「セラピスト」と「セラピードッグ」が行います。介護施設や障碍者支援施設や病院に派遣し、治療ではなく、「癒し」を提供しています。そうした施設では、お年寄りや患者さんが「私も昔飼ってたんです」などと昔話に花が咲き、それが結果的に癒しにつながる、ということも多いのです。

 

ここるね:なるほど、とても興味深いご活動ですね。セラピードッグというのは、一般的な犬と違う訓練をされているんですか?

 

風間さん:はい。盲導犬っていますよね。盲導犬は専門の訓練を受けています。同様に、セラピードッグはセラピードッグとしての訓練を受けています。(神奈川県)大和と(静岡県)三島に育成拠点があります。

 

ここるね:そうでしたか。どれくらいの犬がいるんですか?

 

170頭います。

 

ここるね:170頭!?凄いですね。訓練も大変ですね?

 

奥村さん:犬にもよりますが、3ヶ月から半年ぐらいの訓練を受けます。中には1年でデビューという子もいます。そこはトレーナーが見極めるんですね。トレーナーというのはセラピストとはまた別に、訓練の専門家です。

 

ここるね:なるほど。セラピストさんはどのような方々なのでしょうか?

 

風間さん:今はセラピストは約700人います。別に本業を持っていて、アニマルセラピーもやっている、という人がほとんどです。看護師、介護士、主婦の方々が多いですね。

子育てや仕事や介護が一段落した時、「今まで何をやってたんだろう?」「何のために生きているんだろう?」と疑問に思う方が少なからずいらっしゃいます。夢中になれることを見つけた方はいいのですが、そうでなければうつになったり、変な方向に走ったり、ということが起こり得ます。

 

奥村さん:そこで、アニマルセラピーをきっかけにして、「こんな世界があるんだ」と、新しい学びや気付きになれたらいいな、と思うのです。そうしてセラピストになったという人は多いですね。

 

ここるね:よく分かります。ここるねも共通しています。色々な先生が自分の世界をご紹介してくださることで、新しい学び・気付きのきっかけになれたらいいなと思っています。

 

風間さん:ええ、私自身も、奥村さんもライフワークとしてやっています。普段から命を食べてさせていただいていて、還元しなきゃと思うんです。

自閉症の子とか、外に出られない。けれども、セラピー犬を連れていければ、触れ合えます。そうしたことを通じて貢献してきたいと思っています。

(後記)

まだまだインタビューは続きますが、アニマルセラピーというものを知って、奥村さんもおっしゃっていたように、「こんな世界があるんだ!」という思いがしました。

ペットを飼った経験をお持ちの方や、子育て、お仕事、介護が一段落して生きがいを見つけたい方で、このお話を「面白いかも」と感じてくださったら嬉しいことです。

ご興味ある方は日本アニマルセラピー協会のHPを見てみてくださいね。

アニマルセラピーにご興味のある方はこちら→日本アニマルセラピー協会ホームページ
セラピードッグとふれ合ってみたい方はこちら→人と犬との憩いの場所のホームページ

 

インタビューの第2回はこちら。

【ここるねインタビュー「NPO法人日本アニマルセラピー協会」②】~動物が寄り沿ってくれる

 

cocolune

ここるねフレンズは、ここるねがお会いした方々の中で、是非とも応援したいと思う、愛溢れるサービスを提供している想いのある方々をご紹介しています。また、ここるねの想いに共感していただいた方ばかりですので、沢山の方に知っていただければ嬉しいです♪

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