【意外と高い女性の医療費に朗報!医療費控除・メディケーション税制でお金が戻る!】~対象になるもの・ならないもの~

2019/01/29

女性独特の乳がんや子宮がんになる年齢層が年々若年化しています。

自分はかからないというのは、ありません!

突然大きなお金がでてったら・・・

不安になりますよね?

 

皆さんは医療費控除の申告をしたことはありますか?

年間を通した医療費の負担額に応じて、税金が減る制度になります。

家族で合わせた金額で申請ができるため、ご夫婦の場合やお子さんのいるご家庭では対象になることが多いのではないでしょうか?

 

医療費控除はいくらから?

医療費控除は、自分や家族のために支払った医療費等の実質的な負担額が年間10万円(所得金額が200万円未満の方は「所得金額」×5%)を超えた場合、その超えた部分をその年の所得から控除することができる制度です。

ただし保険などで補てんされた金額に関しては、それを差し引いて計算することになります。自分と家族の分を合算して申告できますので、医療費の領収書はまめに取っておくと良いでしょう。

 

医療費控除の対象は?

対象となる医療費の考え方ですが、『治療のための医療費』は対象、『予防のための医療費』は対象外となります。

例を挙げますと、

対象となるもの

医師に支払った診療費・治療費
医師の指示による差額ベッド代
入院時に提供される食事代
通院や入院のための交通費
治療としての歯列矯正
病気やケガの治療のため病院に行かず薬局で購入した医薬品

対象とならないもの

美容整形
予防注射の費用
定期健診や人間ドッグ費用
美容のための歯列矯正
眼鏡、コンタクトの購入代金

といった感じになります。

美容に関するもの、予防に関するものが対象外になるものが多いですね。

 

セルフメディケーション税制とは?

2017年1月1日からセルフメディケーション税制も始まっています。

こちらは健康診断をきちんと受けている人がドラッグストア等で販売されている一部市販薬を購入した際に、所得控除を受けられる制度です。

年間を通して1万2000円以上購入した際に、超えた金額について控除を受けることができます。

控除できる上限金額は8万8千円となりますが、病院に行くより市販薬を購入する方が多い方はこちらが対象になるかもしれません。

なお、この制度は医療費控除の一部という位置づけですので、従来の医療費控除制度と併用することはできず、どちらかを選択することになります。

普段使用している医療費を取りまとめておくことで税金が安くなるのであればやらないのは損ですよね。

家族で医療費の領収書は取りまとめておくようにしてみましょう!

 

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