第1回ここるねオープン記念インタビュー 「育勉普及協会」【前編】 “育児期をブランクではなく、成長のチャンスと捉える。”

2018/11/30

ここるね編集長・岩井(以下「コ」):今日はよろしくお願いします。

こうしてお会いさせていただいて、今回のインタビューをお願いしたのも、「育勉」という考え方がとても面白いし、社会的に意義深いな、というところからだったんです。

 

育成普及協会 小田木朝子さん:こちらこそ、お招きいただき、ありがとうございます。


育勉普及協会 理事 小田木朝子さん(左)
ここるね編集長 岩井有紀(右)

 

コ:まず、「育勉」について教えてください。

 

小田木さん:はい。よく「育勉って、育児の勉強ですか?」って聞かれるのですが、そうではなく、「自分を育てる勉強です」と答えています。

今の日本では、女性にとって育児期がブランクになると言われる多いですよね。本人も無意識にそう思ってしまいます。仕事から離れたり、子育てに奮闘しているうちに、頭も、心も、行動も、仕事モードから離れていってしまいます。

でも、この期間を有効活用できたら、子育てだけでなく、長い人生でいきいき仕事をしていくことのためにも、こんなに素晴らしい時間はありません。資格などの勉強に取り組んだり、新しいことを始めたり、自分の幅を広げるようなことをするのを提唱しています。

 

コ:ブランクではなく、チャンスと捉えるわけですね。

 

小田木さん:はい。もちろん、子育てだけでも大変です。自分の時間なんてなかなか取れない。だからこそ、時間をうまく使って、成長のための時間にできたら、ということです。

そのために、「育勉セミナー」を全国で開催しています。子連れで参加もできます。2時間という、無理のない時間で、“行動力”と“時間管理能力”を磨く方法を学ぶのです。

育勉セミナーは5年前から開始し、これまでに1,000人以上の受講生、と今は、30名のインストラクターが育ち、各地域で活躍されています。

 

コ:「育勉セミナー」では、2時間という短時間で行動力と時間管理能力を学ぶのは難しくないのですか?

 

小田木さん:もちろん、その場でできることには限界があります。ただ、ご参加いただいた方の99.2%が「満足」と答えてくださっているほど、満足度が高いのです。

これはなぜかというと、内容もワークショップ形式で、講師のインストラクターも「教える」のではなく、ただ「頑張れ」というのでもなく、「実践をともなって自分ができるように」するために“引き出し役”のファシリテーションを行います。どんなレベル、ステージの方も受けやすく、自分自身を振り返り、それぞれに合った、気づきが見つかるような内容にしています。

(後編に続く:「育勉普及協会」【後編】“辛い30代を超えると40代が面白くなる。”

“辛い30代を超えると40代が面白くなる。”第1回ここるねオープン記念インタビュー「育勉普及協会」【後編】

 


中央:育勉普及協会 小田木朝子さん
右:ここるね編集長 岩井有紀       左:ここるね編集室 宮田丈裕

 

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ここるねフレンズは、ここるねがお会いした方々の中で、是非とも応援したいと思う、愛溢れるサービスを提供している想いのある方々をご紹介しています。また、ここるねの想いに共感していただいた方ばかりですので、沢山の方に知っていただければ嬉しいです♪

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