今回は3回シリーズの最終回です。
1回目はこちら。
第2回はこちら。
ここ「ルネ先生、今日もよろしくお願いします!」
ルネ「こちらこそ、よろしくね。今回も【キャリアコンサルタントってどうして必要なの?】についてお話しするよ」
ルネ「前回は、キャリアコンサルタントが必要となった背景として【法律や制度・働き方が増えて、複雑になった】ことをお話ししたよね」
ここ「はい!そうでした!」
ルネ「せっかくだから、たとえ話と一緒に解説していこうか。
ここちゃんは今、東京ドームみたいな大きさの図書館にいます」
ここ「わあ!大きい!」
ルネ「その図書館で、いきなり欲しい本が見つかるかな?」
ここ「見つからないです…」
ルネ「ここちゃんの職場の人、家族、お友達に協力してもらったら、見つかりそう?」
ここ「ん~…ひとりよりはマシだけど…でも、難しそう…」
ルネ「うんうん。じゃあ、どうしたら見つかるかな?」
ここ「検索機を使います!」
ルネ「おお!さすが!でも残念!検索機は、使い方が難しくて、慣れるまでに時間がかかりそう…」
ここ「ええ!?」
ルネ「ここちゃんはどうする?」
ここ「図書館司書の人に、助けてもらう!」
ルネ「うん!そこそこ!」
ルネ「このたとえ話でいう図書館司書さんが、キャリアコンサルタントに当てはまるんだ」
ここ「ふむふむ」
ルネ「たくさんの働き方(東京ドームいっぱいの本)があると、自分の欲しいものがどこにあるか分からない。
仲良しの人に協力を仰いでも、専門家でないから、難しいところがある。
見つけるためのシステム(検索機)を使おうとしても、それが複雑で使いこなせない…
これが、今の日本で起こっている、働き方に関するお悩み」
ここ「なるほど!分かりやすいです!」
ルネ「ここで、キャリアコンサルタントの出番。
キャリアコンサルタントは、相談者の人のお話を丁寧に聴いていって、ベストの選択肢を一緒に見つけていくんだ。
専門知識が豊富だから、たくさんある選択肢のなかから、その人にとってぴったりのものを見つける力が、とても豊富なの」
ここ「すごい!」
ルネ「とはいっても、最後に決める・選ぶのは、相談者さん自身。これは、キャリアコンサルタントも相談者さんも、絶対に忘れちゃダメ。
ここは大切な点だから、また別の機会にお話しするね。
今日は、どうしてキャリアコンサルタントが必要なのか?という点をしっかり持ち帰ってね」
ここ「わかりました!ありがとうございます!」