私がお菓子を作るようになったのは
皆さんは、お菓子作りやお料理は好きですか?
お菓子を作るなんて何が楽しいの。面倒なだけじゃない。
って思う方もいらっしゃいますよね。
その気持ち、よ〜く分かります。
お料理に関しては、食事の準備にひたすら追われてしんどい思いをする時もあります。
でもね、たまには自分の手でお菓子を作る事って楽しいんです。
私は、子供の頃からお菓子を作る事は好きだったの。
パウンドケーキやクッキーなど、小学生の頃から作ってた。
自分で食べたいというより、家族に美味しいって褒めてもらいたかったから。
勉強もスポーツも得意ではなかったので、自己主張の手段ですね。
大人になって、
仕事に追われ、人とのお付き合いも増えて
お休みどころじゃなかった時期がありました。
その頃、お菓子は全く作らなくなった。
お菓子だけじゃなく料理も。
当たり前のように、友人たちとの外食や簡単に済ませる事が多かったんです。
こんな私が今ではお菓子作りが欠かせなくなったのは
意外な理由があったから。
それはね、自分で作るしか食べれない状況になったから。
結婚して生まれ育った土地よりも田舎で暮らすことになった。
その生活で一番のストレスが食だったんです。
美味しいレストランやカフェが無いのだ。
週に数回はケーキを求め食べ歩きしていたのに。。。
○○店のケーキが食べたい。パスタやピザのお店に行きたい。。。
焼きたてパン屋さんがひとつも無い町。
このストレスは子供が生まれてから一層ふくれ上がっていった。
子連れで街へ行く事すらストレスだった。
そんな時、ふと気づいた。
食べたいなら自分で作るしかないんじゃないかと。
すぐに本を買い込んでパンやケーキに挑戦。
失敗を繰り返し、納得できる出来栄えではなかったので、
料理教室に通い始めたのだ。
まずは、手ごねパンから。。
3人の子供たちも食べ盛り。
スナック菓子では何袋あっても足りない状態だった。
おうちで焼いたパンはあっという間に笑顔を残して無くなっていく。。。
嬉しくて、次から次へと調子に乗る。
ケーキ・天然酵母パン・手打ちパスタ・和菓子・チョコレート・料理・手打ちパスタ・・・・・
いつの間にか、教室の担当講師までなっていた。
今では、
オヤツにお饅頭を蒸すと最高だよ〜って叫んでる。
和菓子って買うものだって思い込んでいませんか?
実はお饅頭や羊羹は特別な材料は使ってないんです。
あんこ・粉・寒天だけで簡単に作れてしまうんですよ。
驚きでしょ。
お休みの日に、お手製の蒸し立て饅頭を頬張ってみて。
自然と笑顔がこぼれます。
日本人で良かったって思う瞬間だわ。