【桜餅】長命寺と道明寺 あなたはどっちが好み?

2019/03/11

長命寺は関東風・道明寺は関西風

 

 

さてさて、何のことかお分かりですか?

 

和菓子好きの方はご存知かと思います。

 

 

春のお菓子の代表。

『桜餅』のことなのです。

 

長命寺(関東風)とは。

 

クレープみたいなお餅。

主に小麦粉の生地を焼いた皮であんこを巻いたもの。

 

享保2年(1717年)、隅田川沿にある長命寺では、

桜の落ち葉に悩まされて塩漬けにした。

それにお餅を包んだのが始まりだそうです。

 

 

一方、道明寺(関西風)は、

 

大阪の道明寺で作られた。

道明寺粉という、もち米を蒸して乾燥させ粗挽きにしたものを使います。

干飯(ほしいい)と言って保存食でした。

まんじゅうのようなお餅で、道明寺粉のつぶつぶした食感が特徴的。

 

 

どちらも桜の葉の塩漬けで包んでますね。

 

この桜の葉っぱも、専用に育てられてるんですよ。

 

 

柔らかくて毛が少ない大島桜が使われています。

半年ほど塩漬けにすることで、独特の風味が生まれるんですね。

 

 

長命寺も道明寺も、

桜の葉っぱごと、そのまま食べれます。

 

甘いお餅を包むことで、桜の香りや塩気で一層美味しくなるのですが、

皆さんは、そのまま葉っぱも一緒に食べますか?

 

葉っぱは剥がして中のお餅だけ食べる方もいらっしゃいますね。

 

お好みなので、どちらも間違っていません。

ご安心を。

 

 

今、まさにシーズン。

色と香りで春を感じさせてくれるお菓子です。

 

2種類を食べ比べてみるのも楽しいですね。

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