現役矯正歯科医が教える、矯正歯科治療の現状について ~その3~

2019/05/20

 

こんにちは!

 

 

矯正歯科治療によって「アンチエイジング」から「体のバランス」に至るまで

人のトータルビューティーを手掛けている、宮島悠旗と申します。

 

 

前回に引き続き、矯正歯科治療の現状について、

実際に矯正歯科治療をした人たちのエピソードも

まじえながら紹介していきたいと思います!

 

 

 

 

 

前回、矯正歯科治療の際に、「痛みが起こる原因」や「タイミング」が

主に3つあるとお伝えしました。

 

 

矯正装置を調整して歯が動く時に感じる痛み

矯正装置で舌や粘膜が擦れてできる、口内炎の痛み

装置を外す時に歯に力がかかるために感じる痛み

 

 

この3つになります。

 

 

では、それぞれ詳しく説明していきたいと思います。

 

 

まず、

矯正装置を調整して歯が動く時に感じる痛み

についてですが、

 

 

矯正歯科治療は通常、1カ月に1回のペースで通院してもらい、

装置の調整を行って、徐々に歯を動かしていきます。

 

 

痛みは、その装置を調整する際に起こりやすくなります。

 

 

矯正装置を装着すると、歯には「矯正力」という力がかかります。

矯正力とは、歯が引っ張られたり押されたりする力で、

それを「痛み」と感じる人もいれば、「違和感がある程度」という人もいます。

また、歯が動く時に痛みを感じる人もいます。

 

 

したがって、初めて装置を付けた時に痛みが

1週間程度続くということはありますが、

矯正歯科治療が始まってしばらく経つと、

装置を付けていることに慣れてきます。

そして、その後は「痛い」と感じることが少なくなります。

 

 

あるとしたら装置への違和感だったり、食事の時、

たまに痛みを感じたりする程度でしょう。

もし痛みが出ても、3~4日程度で治まる場合がほとんどです。

つまり、痛みのピークは、あっても1カ月に1回、3日程度ということになります。

 

 

それでも痛みが気になる場合は、痛みを感じるピークの

2~3日だけ痛み止めを飲めば、歯が動く時に感じる痛みに対する

ストレスは無くなります。

 

 

最近では他にも、レーザーを痛みの感じる部分に当てて、

痛みを緩和するという治療法もあります。

 

 

読んでいただくと、想像していたよりも

「痛み」に対する不安が少なくなったのではないでしょうか。

 

 

次回も引き続き、矯正歯科治療の現状について、

実際に矯正歯科治療をした人たちのエピソードも

まじえながら紹介していきたいと思います!

 

 

 

 

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