こんにちは。
矯正歯科治療によって「アンチエイジング」から「体のバランス」に至るまで
人のトータルビューティーを手掛けている、宮島悠旗と申します。
前回、国際人として活躍するには、英語力よりも見た目の美しさ
歯並びを美しく保つことが必要ということをお話しました。
少し前までは、欧米諸国と比較すると歯並びに対する意識が低かった日本人ですが
最近は若い世代を中心に自分の歯並びを気にする人も増えてきました。
2010年7月、全国の10〜50歳代の男女計1000人を対象に実施した
公益社団法人日本臨床矯正歯科医会の「歯並びと矯正歯科治療に関する意識調査」
によると、まず「歯並びで第一印象が左右されると思いますか」という問いに対し
「あてはまる」または「ややあてはまる」と答えた人は76.4%
「どちらとも言えない」が16.3%
「あてはまらない」または「あまりあてはまらない」の7.3%
と、歯並びで第一印象が左右される
という意見が大幅に上回りました。
また「歯並びが美しい人から受ける印象」については、複数回答で多い順に
「清潔感がある」、「健康的」、「上品」、「育ちが良い」と答えました。
近年、日本人の歯並びに対する意識が変わってきたことが伺えます。
さらに自分自身の歯並びについて、複数回答で聞いたところ
「自分の歯並びを気にしたことがある」には66.5%
「自分の歯並びを良いと思わない」には43.8%
「歯を見せて笑うことに抵抗を感じる」31.5%
「美しい歯並びを手に入れたい」には62.3%の人が
「あてはまる」または「ややあてはまる」と回答しています。
にもかかわらず、「歯並びについて歯科医師に相談したことがある」に対して
「あてはまる」または「ややあてはまる」と答えた人は
24.8%にとどまっています。
「わかってはいるけれど、実際には治療を受けていない…」
という人が大半ということではないでしょうか。
これらの調査結果で浮き彫りになるのは、
「歯並びが第一印象を左右することはわかっている。
歯並びが美しい人は清潔感があって健康的で、育ちの良い
上品なイメージがある。しかし、私は歯並びに自信が無い」
という日本人が全体の半数を占めるという現実です。
そして、日本人の4人に1人は、
「(歯並びが良くないから)歯を見せて笑うことに抵抗がある」
と感じていることになります。
相手の目を見て、爽やかな笑顔で挨拶をする人は信頼と好感が得られます。
「(歯並びが良くないから)歯を見せて笑うことに抵抗がある」というのは
とても勿体ないことです。
「歯並びが気になっているけど、歯科医師に相談したことがない・・・」
そんな方は、一度相談されることをオススメします。
「私の歯並びは見せても大丈夫」という自信は、
曇りの無い笑顔となって人々を魅了しますよ。