日本の歴史に注目!「お年玉の由来と相場」

2019/01/09

年始にお子さんや親せきのお子さんに配ることの多いお年玉。その由来や、全国的な相場などについてご紹介したいと思います♪

 

お年玉の由来

お年玉の語源は、供えたお餅をお下がりとして子供たちに食べさせ、「御歳魂(おとしだま)」と呼ばれたことからとする説があります。 また、このお餅は年初に分配されることから、年の初めの賜物(たまもの)で「年賜(としだま)」が変化したとする説や、鏡餅が丸いことから「お年玉」になったとする説があり、いずれも歳神様に由来するとのことです。ちなみに歳神様は初日の出とともに共に現れると言われたり、門松は歳神様が迷わないように玄関に置かれるものであったりします。

歳神様の由来に関しては諸説あり、

・神道の神様であるという説

・稲の豊作をもたらす神様という説

・家を災いから守ってくれる先祖の霊という説

といったものが挙げられます。暮らしに根付いた後者2つを合わせたものが、歳神様の由来としては有力視されているそうです。

 

お年玉の相場

ではお年玉の相場は全国的にいくらくらいなのでしょうか。これに関しては過去に全国的に行われたアンケートがあり、

未就学児(3歳~6歳):1,000円程度

小学校低学年:2,000円程度

小学校高学年:3,000円程度

中学生:5,000円程度

高校生:5,000円以上

といったところが多い回答だったとのことです。ただし、地域ごとにばらつきもあるようですので、場所によっては違った感覚があるかもしれません。

 

お年玉の管理は?

お子さんがもらったお年玉は、どうやって管理するかも大切ですよね。自分で管理するということであれば、お金の扱い方に対して自分で考える練習にもなると思いますが、あまり小さいうちだと難しいかもしれません。多くのご家庭では親御さんが代わりに預かって貯金してあげたりするようです。その場合は、誰からいくらもらったか、といったのを一覧表にして管理してあげるのも良いでしょう。なにかお子さんが欲しいといったものを買うときに、お年玉で誰からもらったお金で買うよ、ということを伝えることができれば、次にお年玉をくれた方に会った時にお子さんからお礼を言うように伝えることもできますよね。

小さいお子さんにとってお年玉というのは大きな金額のお金をもらう貴重な機会だと思います。お金の教育という点においても、良い機会となり得ると思いますので、各ご家庭で考えてお金のことを学ぶきっかけとしてみてはいかがでしょうか。

 

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