お仕事復帰白書~第2子編~

2019/04/15

こんにちは。

Work as life三浦沙矢香です。

 

今回は、お仕事復帰白書の続編、”第二子編”をお届けします。

 

第1一子編はこちら

 

 

長女が1歳8ヶ月の時に、第2子である長男を出産しました。

2人目の出産にあたり、子供が2人になって今までと同じ生活をするのは

ちょっとしんどいなという思いがありました。

 

長女はよく熱を出していたので、

1人だったから親に預けたり助けてもらいやすかったけど、

2人だと大変だろうし頼みにくいな…

 

仕事復帰して、今まで通りこの仕事を続けられるかな…

といった漠然とした不安がありました。

 

サロンにいらっしゃるお客様も

2人目を出産後、同じような悩みが多く、

このまま元の職場に復帰するか、転職するか、

はたまた辞めるか…といった悩みが共通しています。

 

私もそうでしたが、

1人目は初めてのことばかりでとにかく必死にこなす毎日で、

育休後は仕事復帰が当然だと思っていたので、

迷うことなくそこに焦点を合わせていました。

 

でも2人目になると、経験があるのである程度先のことを見通せるし、

このまま1人目と同じようにしていくのか、別の道を模索するか…

迷いがでてきます。

 

私の場合は、

2人目の育休中に、私を慕ってくれていた上司が辞めてしまったこと。

また勤続8年になり、前職では学びきった感じがあり、

このまま復帰して今までと同じように働き続けてこれ以上何を学べるのかと

疑問に思ってしまいました。

 

私はもっと業務を通して成長したいし、

すでに責任者として店舗を任される立場であったので、

これから先の自分の成長に頭打ちを感じていました。

 

 

 

そんな中2人目の産後も友人の骨盤整体に通っていると、

資格取得のスクールを始めると聞いて直感でやりたい!

とすぐ申込み、育休中に資格を取得しました。

 

前職に復帰後、1人目の時と働き方を変えたところは、

責任者の立場を外してもらったことです。

働く時間も平日の朝~夕方というお店の一番暇な時間帯の勤務で、

お店が忙しくなる夕方5〜6時に退勤していました。

 

ただ実際に働いてみると、

忙しい時間帯に働けないことへの他のスタッフへの気まずさや、

今思うと店長からの圧力があったと思います。

「子供2人いて大変でしょー」とか…。

 

私のことを心配して言ってくれていたのかもしれないけど、

だんだん居心地が悪くなっていきました。

 

そういうこともあって、せっかく取った整体の資格を生かして

自分でもやってみたいと思うようになり、

復帰後数ヶ月して雇用形態をパートにし、

店舗で週4日勤務、残りを骨盤整体の経験を積んだり、

サロンオープンに向けての活動にあてていました。

 

 

このように、私は開業して自宅サロンの仕事に少しづつ移行していきました。

サロンを始めた当初は現在のように従業員を雇おうとは思っていたわけではなく、

せっかく取った資格を生かしたい、

またこの先の自分が働いていく環境をどうにかしたいという思いから行動できました。

 

開業してからはすぐにお客様がいたわけではありませんが、

自分なりにいろいろ工夫したりリサーチしたりしていくうちに

だんだんお客様も増えてきました。

 

お客様であるたくさんのママ達と話していくうちに、

ママ達は仕事のこと家庭のことママ友のことなど、

いろんな悩みがあるんだとわかるようになっていって、

そういうママを助けたい、

もっとママたちの役に立ちたいという思いが湧いてきました。

 

それからはまた新たに学びに行ったり、

いろんな人に会ったり、様々な行動をとり、今に至ります。

現在ではスタッフ18名(研修中含め)を雇用し、全員ママです。

みんなそれぞれが違う働き方でサロンに貢献してくれていて本当に感謝しています。

 

ですが、まだまだ働きたいママの環境整備は整っていません。

これからも少しでもママの働き方の選択肢が増やせるように頑張っていきます。

 

以上お仕事復帰白書〜第2子編〜でした。

 

 

仕事復帰直前でいろいろ不安になっているママや、

慣らし保育に苦戦しているママも多いかもしれません。

でも大丈夫!

 

お子様と一緒にいる時間は短くなっても、

ママが笑顔で楽しく過ごしていたら子供達も安心して保育園生活を過ごせます。

無理しすぎず、心配しすぎず、ママは楽しんでくださいね。

ママが笑顔でいることが、子どもの幸せだと、私は思います。

 

 

 

編集:Work as life事務局 麻生由紀子

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

TOP
掲載ご希望の方へ
  • お問い合わせ
  • 掲載ご希望の方へ
  • 取材・メディアの方へ