誰にでもわかる簡単解説!!
現役保健師がお伝えする健康の基礎
肥満と健康
前回の記事で腹囲を図ってみたら、85㎝超えちゃってたわって方へ
今回は、肥満と健康について、解説してみました。
因みに前回の記事はこちら
肥満予防は、美容面以外でもどう考えても健康にはいいよねってことは
皆さんがご存知の通りです。
問題はそれをなかなか改善できないってところですよね。
どっから肥満で
どっからぽっちゃりで可愛いのか?笑
一応数値で見ていきましょう。
肥満は肥満度の判定BMIが有名です。
ちょっと計算してみてください。
BMI(Body Mass Index)=[体重(kg)]÷[身長(m)2]
そして、結果はこちら。
BMI(kg/m2) | 判定 | WHO基準 |
---|---|---|
< 18.5 | 低体重 | Underweight |
18.5 ≤ BMI < 25.0 | 普通体重 | Normal range |
25.0 ≤ BMI < 30.0 | 肥満(1度) | Pre-obese |
30.0 ≤ BMI < 35.0 | 肥満(2度) | Obese class I |
35.0 ≤ BMI < 40.0 | 肥満(3度) | Obese class II |
40.0 ≤ BMI | 肥満(4度) | Obese class III |
いかがでしたか?
25超えたらやばい状態に入ってきていますよ。ってことですね。
ただ、これだけでは、すぐに痩せなくちゃだめですよんっていう対象に入るかというのは
また別です。
他の要素と一緒に見ていくんですね。
とはいえ、25超えたら、一応、肥満1度以上だということなので、
そこだけはしっかり把握しておきましょ。
でも、このBMIは、身長と体重から単純に計算された値。
筋肉ムキムキのせいなのか、脂肪のせいなのかはわからないのですよね。
それに、BMIが25以下でも筋肉量に比べて脂肪がおおい状態の隠れ肥満の方も要注意。
今は、市販の体脂肪率や体組成計といったもっと詳細に調べられる体重計も出てきたので
そちらで毎日の測定をしていきたいものですね。
肥満の予防と治療って。
肥満は遺伝に関係しているということ
生活習慣に関係しているということ
それぞれの要因があるものの、状態としては、
共通して、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回っている状態ってことですね。
若い女性では、自分は太っていると思っている人のうち半数以上が標準体重以下なんていう
なんとも、羨ましいことになっているみたいです。
不必要なダイエットも健康への弊害がありから気を付けないとですね。
次の記事で、じゃーどれだけ食べればいいのよ。ってことを
見ていきたいと思います(^^♪
今回は、この辺で。